19歳ホダール&21歳エアラ、ワシントンで快進撃!全米前哨戦で歴史的決勝へ
次世代スターがワシントンの地で爆発だ。現地2月8日に行われたムバダラ・オープン準決勝で、21歳のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)と19歳のラファエル・ホダール(スペイン)が揃って決勝進出を決めた。まさに“ヤングガンズ”が全米オープン前哨戦を熱く盛り上げている。
エアラは四大大会4勝の元世界1位、大坂なおみを6-4、6-2のストレートで圧倒。サーブポイントで74%を獲得し、大坂のサービスを4度ブレイクする完璧な試合運びだった。今季トップ20相手に7勝目を挙げたエアラは「アグレッシブに自分のテニスを貫けた。フットワークも良く、精神面でも強かった」と胸を張る。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 現在ランキング28位のエアラは今大会がワシントン初出場。芝シーズンでは母国フィリピン選手としてオープン化以降初のWTA250決勝進出(イーストボーン)とウィンブルドン4回戦を達成。ハードコートでも今年23試合中16勝と好相性だ。決勝進出については「まだ実感がわかない。まずは回復が最優先。もう1試合あるので、楽しむのはその後かな」と冷静に語った。
決勝の相手は、7年前にこの大会を制した地元アメリカのジェシカ・ペグラ。トップシードのペグラは準決勝でディアナ・シュナイダーを7-5、6-4で退け、今季ハードコート22勝4敗と絶好調だ。ペグラはエアラを「本当に好きな選手。すごく成熟していて、どんどん上達している。競争心も強く、注目を浴びてもしっかり対応している。彼女こそツアーの未来」と大絶賛。ビッグマウスではなく、確かな実力で語る21歳が元世界1位を倒し、トップ10目前のペグラに挑む。
男子ではホダールがアレハンドロ・タビロとの2時間半にわたる激闘を6-7(6)、6-4、6-4の逆転で制した。わずか1度しかブレークポイントを許さず、それをしのぐ鉄壁のメンタル。この結果、月曜日には初のトップ20入りが確定し、現在の順位は15位まで上昇見込みだ。
ホダールの急成長はクレーシーズンに端を発する。モロッコでATPツアー初優勝を挙げると、マスターズ1000で2度の準々決勝進出、全仏オープンでも同様の成績を残した。今大会ではシード選手のアルチュール・フィスとロレンツォ・ムゼッティを連破。「チーム、特に父がいつも支えてくれて感謝している。決勝に立ててとても意味がある。でもまだ厳しい試合が待っている」と気を引き締める。
決勝ではテイラー・フリッツとの対戦が決定。フリッツは準決勝でブランドン・ナカシマを6-3、3-6、6-3で退け、自身23度目のツアー決勝に進んだ。フリッツは「年初のデルレイビーチでホダールと対戦した。あの時も良かったけど、それからさらに大きく成長している」と若き挑戦者に警戒心を抱く。
エアラとホダール。全米オープンを前に、次世代の旗手たちがワシントンで歴史を刻もうとしている。日曜日の決勝、新星がタイトルを掴むのか、それともベテランが意地を見せるのか。目が離せない。
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