世界で輝いたエジプト代表MFハッサン、セルティック移籍目前!
セルティックが新たなアタッカー獲得へ動いている。ターゲットはカタールW杯で一躍注目を集めたエジプト代表MFハイセム・ハッサンだ。移籍金はイニシャル600万ポンド(約9億円)、条件次第で900万ポンド(約13.5億円)まで上昇する可能性があり、現在はメディカルチェックを待つ段階まで話が進んでいる。
ハッサンは今夏のW杯でわずか126分間の出場ながら、そのインパクトは計り知れなかった。グループステージでは出場機会がなかったが、それは元フランスユース代表である彼の登録手続きが遅れたためと、フーサム・ハッサン監督が後に明かしている。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 注目は決勝トーナメント1回戦、オーストラリア戦での途中出場から始まった。そして迎えたアルゼンチン戦。リオネル・メッシ擁する王者を相手に、ハッサンは左利きながら右サイドで先発出場すると、開始早々に鮮やかな個人技を見せつける。エンソ・フェルナンデスをかわし、正確なクロスでモスタファ・ジコの先制点をアシスト。さらに、後半には自陣右サイドバックの位置から60ヤードを独走。2人のタックルをかわし、モハメド・サラーに絶妙なスルーパスを通す驚異のドリブル突破で、エジプトの幻のゴールを演出した。チームは逆転負けを喫したが、ハッサンの評価は一夜にして急上昇した。W杯2試合でのドリブル試行数は9回、90分あたり6.4回という高い頻度を記録している。
ハッサンはフランス生まれ。フランスU-17、U-18代表を経て、父の故郷であるエジプトに国籍を変更。今年初めにA代表デビューを果たした。クラブキャリアはフランスのシャトールーでスタート。2020年にスペインのビジャレアルBに移籍。その後、ミランデスへのレンタルを経てトップチームでラ・リーガデビュー。スポルティング・ヒホンへのレンタルも経験し、2024年にオビエドへ完全移籍した。
加入1年目はクラブの昇格に貢献。4ゴール3アシストを記録したが、ラ・リーガでの昨季は37試合(先発20試合)でアシスト3、無得点に終わり、チームは最下位で即降格。xG(期待ゴール)は0.15と、チーム全体の得点力不足に泣かされた。
セルティックでは開幕から右サイドでプレーするカミロ・デュランを左に回し、ハッサンを右ウイングに据える布陣が予想される。マーティン・オニール監督は2トップの構想も示唆しており、ハッサンと左のヤン・ヒョンジュンが両翼からクロスを送り、エースのカスパー・ホフをゴールに導く形となる。直近のキルマーノック戦で5-1の大勝を収めたセルティック。ホフのハットトリックを3人の違う選手がアシストするなど、攻撃は噛み合い始めている。
ハッサン加入が決まれば、中村俊輔やマロニーらが務めた逆足ウイングの伝統を受け継ぐ新たな切り札として、オニール監督の攻撃オプションはさらに広がることになる。
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