ウェストハム共同オーナー、サリバン氏にホーム戦欠席勧告…性的疑惑でファン不安
ウェストハム・ユナイテッドの共同オーナー、デイビッド・サリバン氏(76)に対し、本拠地ロンドン・スタジアム側がホームゲームへの出席を控えるよう勧告したことが明らかになった。背景には、BBCパノラマとタイムズ紙の共同調査で浮上した性的不適切行為の疑惑がある。
ロンドン・スタジアムの広報担当者は、ファンの不安や抗議行動の可能性を理由に「サリバン氏の試合観戦を控えるようウェストハムに推奨した」と説明。さらに、同氏が来場する場合には事前通知を求め、追加の安全・運営措置を取る方針だ。しかし、クラブ側はこの要請に従わず、サリバン氏が引き続きホーム戦に出席する意向であることをスタジアム側に伝えている。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 今回の騒動は、調査報道により7人の女性がサリバン氏から性的搾取や略奪的行為を受けたと告発したことに端を発する。サリバン氏はこれらの告発を「事実に基づかない、完全に虚偽の何十年も前の個人的な話」と強く否定。放送直前に共同会長を辞任したが、依然としてクラブの筆頭株主の地位にある。
さらに衝撃的なのは、サリバン氏が既にウェストハムの女子チームおよびユースチームとの接触を3年間禁止されていたという事実だ。これは2023年にイングランドサッカー協会(FA)に寄せられた過去の行為に関する申し立てを受けた措置で、ロンドン・スタジアム側はこの制限をBBCの報道で初めて知ったという。サリバン氏はこの制限について「虚偽の告発だが、クラブ在籍16年間でアカデミーや女子選手と1対1で会ったことはないため、平穏な生活のために意味のない制限を受け入れた」と述べている。
ウェストハムは5月にプレミアリーグから降格。新シーズン最初のホームゲームは8月10日(日本時間11日)のカーリングカップ、ポーツマス戦となる。ロンドン・スタジアムは「クラブが管理している安全問題に関するメディア報道を受け、自らの安全責任を果たすため情報を求めた」と説明。ウェストハムからは「調査済みで継続的な安全リスクはない」との回答を得たが、それでも「一部の観客によるデモや反社会的行動の可能性」を考慮し、サリバン氏の欠席を勧告した。
クラブはコメントを拒否しているが、スタジアム側との協力を通じてサリバン氏の試合参加を実現させる方針とみられる。サッカーファンの間では、降格に加えてオーナー問題が重なり、クラブの将来を案じる声が広がっている。週末のポーツマス戦では、スタジアム内外でどのような空気が流れるのか、注目が集まる。
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