ムラト・ガシエフ標的リスト公開!ミラー、カバエル、ジャロロフらとの統一戦狙う
WBAヘビー級世界王者ムラト・“アイアン”・ガシエフが、次なる標的を名指しした。前王者ウシク後のヘビー級戦国時代、ガシエフが掲げるのはただ一つ――王座統一への道。
先月、ピーター・カディルを下し防衛に成功したばかりのガシエフ(34勝2敗27KO)は、自身とチームが複数の挑戦者および王者を徹底評価していると明かした。そのリストには4人の大物が名を連ねる。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー まず一人目は、WBAランキング2位のアメリカン・モンスター、ジャレル・“ビッグ・ベイビー”・ミラー。ガシエフはこの一戦を「ロッキーIV」の再来になぞらえる。「彼のプロフィール、パーソナリティ、ヘビー級の実績――すべてがメジャーな国際イベントの材料だ。ロシア対アメリカ。破壊的なロシアのパンチャーと、横柄で挑発的なアメリカン・ヘビー級の激突」。まさに東西冷戦さながらの構図が、ボクシングファンの熱狂を呼ぶのは間違いない。
続いて浮上するのが、WBCヘビー級王者アギト・カバエルとの統一戦。32歳の元クルーザー級統一王者ガシエフはこう語る。「カバエルとその陣営は既にこの一戦に関心を示している。ドイツがヨーロッパのヘビー級ブロックバスターの舞台として完璧だ。これこそベルトを集め始める絶好の機会だ」。欧州最強を決する統一戦は、ヘビー級史に新たな章を刻むかもしれない。
三人目は、2度の五輪金メダリストでアマチュア無敗のバホディル・ジャロロフ(17勝0敗15KO)。身長198センチのサウスポー、ウズベキスタン出身の大砲はIBF6位・WBO7位。ガシエフは「旧ソ連ボクシングシステムが生んだ最もハードなパンチャー同士の、全ロシア製の火祭り」と表現。両者のパワーがぶつかり合えば、リングはさながら爆心地と化す。
さらに、英国の人気ベテラン、デレク・チソラの名も挙がった。ガシエフはこれを「ラストチャンス」と位置づけ、ファンが待望する死闘を予感させる。年齢的にラストチャンスとなるチソラが、意地とプライドを懸けて王者に挑む構図は、英国中を熱狂させるだろう。
ガシエフのプロモーター、イヴァイロ・ゴツェフ(EPICスポーツ&エンターテイメント)は、各カードの魅力を力強く語る。「ヘビー級は再び活気を取り戻し、ムラトはそのど真ん中にいる。米国でのミラー戦は米国対ロシアという国際的ストーリー、英国でのチソラ戦はドラマと歴史、そしてデレクの最後の王者挑戦の可能性。カバエル戦はドイツでの統一戦、ジャロロフ戦はまた別の魅力的な国際マッチアップだ。我々はあらゆる選択肢を慎重に見極め、ムラトとヘビー級ボクシングにとって最もスポーツ的かつ商業的に意味のある一戦を問い続けている」。
ガシエフの標的リストは、ヘビー級に新たな嵐を呼び込む。ファンが待ち望むのは、リング上で交錯する拳の応酬だけではない。国境を越えた因縁、世代を超えた夢の対決――そのすべてが、この“鉄”の拳に託されている。
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