UEFA、インファンティーノ批判を継続 イングランドFAも支持撤回でW杯ボイコットも現実味
サッカー界に激震が走っている。UEFA(欧州サッカー連盟)が、FIFAのインファンティーノ会長に対する不信任を改めて明確にし、W杯を含む国際大会のボイコットも辞さない構えを見せている。
発端は、FIFAがワールドカップの放映権や商業権の一部を民間投資家に売却する計画「FIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)」を進めていたこと。これに対し、イングランドFA(サッカー協会)がインファンティーノ会長への支持を取り下げる書簡を送付。UEFAも即座に声明を発表し、「我々の条件は満たされていない」とFIFA側の対応を強く非難した。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro UEFAの要求は明確だ。第一に、主要大会の売却提案の撤回。第二に、今後このような形でサッカーを歪める試みが二度と行われないという確約。しかし、インファンティーノ会長は14日に行われたFIFA理事会で計画の撤回と謝罪を行ったものの、UEFAは「あれは会長に雇われた側近たちが、彼に同調していると発表したに過ぎない。何も変わっていない」と一蹴。不信任の姿勢を微動だにしていない。
UEFAは既に、このFFE計画を「粗末で、密室で行われた不透明な取引」と酷評。インファンティーノ会長は全加盟協会に1協会あたり4000万ドル(約30億円)を提示して賛成を募っていたことも明らかになっており、その手法への批判は収まらない。
FIFA内部でも反発は広がっている。COO(最高執行責任者)のケビン・ラムール氏は、この計画を「一人の人間のプロジェクト」と痛烈に批判。「職を失っても構わない。今夜はぐっすり眠れる」と語ったと報じられている。しかし、インファンティーノ会長は辞任の意向を全く示しておらず、むしろ強気の姿勢を崩していない。
UEFAの次の一手は、FIFA理事会での緊急会合の招集か、不信任決議の動議だ。しかし、不信任決議にはFIFA加盟211協会の過半数、106票の賛成が必要で、ハードルは極めて高い。現状、インファンティーノ会長に公然と反旗を翻しているのはヨルダンだけ。アフリカのガンビアFA会長は「彼の勇気を称えたい」と支持を表明しており、UEFAの孤立は深まる一方だ。
そこで浮上しているのが「ボイコット」という最終手段だ。UEFAは、インファンティーノ会長が退任しない限り、W杯やU-20女子ワールドカップなどをボイコットする可能性を示唆。9月5日にポーランドで開幕するU-20女子W杯にはイングランドを含む6カ国が参加予定で、UEFAの対応が注目される。
UEFAはまた、来年3月のFIFA会長選に向けて、インファンティーノ会長に対抗する統一候補の擁立も模索。最右翼と目されるのは、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)のビクター・モンタリアーニ会長だ。
インファンティーノ会長は、年内に加盟協会向けの新たな資金提供を発表するとも言われ、再選に向けて「ニンジン」をぶら下げる戦略に出る可能性もある。サッカー界の頂上決戦は、まだまだ予断を許さない。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 
今、あなたにオススメ