フェラーリ、後半戦の鍵は「開発ペース維持」 ボスが語る真価
フェラーリF1のチーム代表フレッド・バスールが、2026年シーズン後半戦へ向けて「最も重要なこと」を明確に示した。それは、現在のクルマの開発ペースを落とさずに維持し続けることだ。
前半戦を終え、フェラーリは2勝を挙げ、コンストラクターズ選手権で2位に位置。ルイス・ハミルトンはドライバーズランキングで、首位を走るメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに50ポイント差の2位につけている。スキュデリアは、マクラーレンやレッドブルが大規模なアップデートパッケージを投入する戦略を取る一方で、レースごとに小規模な改良を積み重ねるアプローチを採用。この進化のスピードを維持することが、タイトル争いを左右する鍵となる。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro バスール代表は、前半戦を2つのフェーズに分けて分析。「スペインまではメルセデスが圧倒的で、4〜5戦で我々より100ポイント近く多く獲得していた。しかしスペイン以降、我々は巻き返し、同じ4〜5戦でメルセデスより多くのポイントを獲得した」と語る。その上で、改善すべき点として「エンジン面での向上」を挙げ、「エンジンはシャシーよりも慣性が大きく、改善には時間がかかるが、必ずやる」と強調した。
フェラーリは既にエンジンの第1段階アップデート(ADUO)を投入しており、シーズン後半には第2段階の投入も予定されている。バスール代表は「マクラーレンはマイアミかカナダで大規模パッケージを投入し、大きく飛躍した。我々は異なる哲学で、毎戦パーツを持ち込む姿勢を取っている。この勢いを維持しなければならない。まだ10〜12戦は残っている」と、残りレース数を見据えた継続的な開発の重要性を説いた。
「シャシーにはあらゆる面で改善の余地がある。このペースを維持し続けることが、最も重要なことだ」とバスール。開発競争が激化する中、フェラーリがコツコツと積み上げる戦略で、後半戦どこまでメルセデスやマクラーレンを追い詰めることができるか。ハミルトン移籍初年度の戴冠へ向け、スクーデリアの真価が問われる。
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