ライアン・ガルシアvsベン、名解説者が警告「一貫性で負ける」
9月12日、ラスベガスで行われるWBCウェルター級タイトルマッチ。王者ライアン・ガルシア(25勝2敗20KO)に挑むのは、イギリス人挑戦者コナー・ベン(25勝1敗14KO)。現在のオッズではガルシアが1対4の圧倒的有利とされる一方、ベンは3対1のアンダードッグだ。しかし、ボクシング界の重鎮がこの一戦に警鐘を鳴らしている。
元トレーナーで解説者としても知られるテディ・アトラスは、ガルシアのメンタルの不安定さを「最大の疑問符」と指摘。マイク・タイソンやティモシー・ブラッドリーらを指導した名伯楽は、カナダカジノの取材に対し「ガルシアは他の多くのファイター以上に、精神面や感情面に影響されやすい」と語った。「彼は非常に才能豊かだが、心が正しい状態にない限り、その才能は特別なものにはならない。ガルシアは以前より精神的な状態は良くなっているかもしれないが、それが続くかどうかが大きな問題だ」と続ける。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro アトラスは「結局のところ、私は一貫性に重きを置く。ガルシアは爆発的なスパートを見せるが、それはあくまでスパートに過ぎない。ベンは派手ではないが、試合を通じて一貫した攻撃を続ける。精神面では、ベンにやや分がある。良くも悪くも、彼の攻撃アウトプットはガルシアより安定している」と分析。このままなら「ベン寄りの判定になるかもしれない」と番狂わせの可能性を予想した。
王者ガルシアは今年2月、マリオ・バリオスを判定で下し、タイトルを獲得。私生活での困難な時期を乗り越えたと言われるが、今度は引退したテレンス・クロフォードとの確執や、高額なベッティングスリップの投稿、SNSへの没頭など、戦いの6週間前という時期に集中力を欠く兆候も見られる。一方のベンは、4年以上ぶりとなるウェルター級での調整も順調そのもの。SNSでの喧騒に惑わされず、ひたすらに目の前のタスクに集中する姿勢が目立つ。
ガルシアの爆発力か、ベンの一貫性か。熱量の高いこの一戦は、ボクシングファンならずとも見逃せない。9月12日、ラスベガスのリングで、どちらの拳が真実を語るのか。
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