アンソニー・ジョシュア、NY会場で精神崩壊の危機? 名トレーナーが警告
ヘビー級の頂上決戦、アンソニー・ジョシュア vs タイソン・フューリーの行方が、また新たな波紋を呼んでいる。今回、問題の火種を投じたのは、かつてジョシュアのトレーナーを務めたロバート・ガルシアだ。ガルシアは、この一戦をニューヨークで開催することに強い懸念を表明。ジョシュアの“メンタルの脆さ”が、試合の行方を左右するかもしれないと指摘した。
ガルシアが特に危惧するのは、ジョシュアがかつて「ビッグアップル」で味わった悪夢だ。2019年、彼は同地でアンディ・ルイスに衝撃的なKO負けを喫している。まさにその場所、マディソン・スクエア・ガーデンで再び戦うとなれば、精神的な重圧は計り知れない。ガルシアは自身が司会を務める番組「BoxingScene Today」で、元世界王者のクリス・アルギエリから「PTSD(心的外傷後ストレス障害)を心配しないか?」と問われると、こう答えた。「私は彼と仕事をしたから、彼の考え方が分かる。あの3年間で何かが大きく変わっていなければ、ニューヨークに試合を持ち込むのは良いアイデアとは思えない。この試合は本来、イギリスでやるべきだったんだ。」
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ガルシアは、ジョシュアの現在のコンディションについても厳しい見解を示している。先週の同番組では、ジョシュアに関するNetflixのドキュメンタリー出演を断ったことを告白。その理由について「彼の現状を美化したくなかった」と明かし、現在のジョシュアの状態を「危険ですらある」と表現した。
そんな中、ガルシアが期待するのは、サウジアラビアの興行主ターキ・アル・アラシクの存在だ。「もしターキが資金を出してくれるなら、会場を動かす力を持っている。彼は自分が望む場所で試合をやらせる力を持っているんだ。」ガルシアはそう語り、イギリスでの開催が最善だと主張する。
「ウェンブリー・スタジアムの9万人の前で戦う、それに勝るものはない。もちろん、マディソン・スクエア・ガーデンも素晴らしい会場だ。俺もアルギエリもあそこでは何度も戦った。最高の会場だよ。でも、自分の国のファン9万人の前で戦える機会があるなら、そっちを選ぶ。イギリス人同士がニューヨークで戦うのは、なんだか少し興醒めだ。」
一方で、アルギエリとガルシアは、開催地がどこであれ、この一戦が世界的なビッグイベントになることには同意している。イギリスから多くのファンが詰めかけ、会場は超満員になることは間違いない。しかし、ジョシュアの心の傷が癒えていない場所で、再びリングに立つリスクを冒すべきなのか。ガルシアの警告は、ファンにとってもジョシュア陣営にとっても、重くのしかかる。
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