レッドブル、マーセデスから敏腕スカウト引き抜き!後任はあのアントネッリ発掘者
レッドブルがライバルチーム・マーセデスから、F1界でも屈指のドライバー発掘者を引き抜いた。その名はグウェン・ラグルー。2027年からレッドブルのジュニアプログラム責任者に就任し、2025年末に去ったヘルムート・マルコ博士の後継者として若手育成の舵を取ることになる。
ラグルーはマーセデスで10年にわたり才能発掘を担当。その手腕で見つけ出したのが、現在F1選手権をリードするアンドレア・キミ・アントネッリだ。アントネッリは昨シーズン、わずか18歳でマーセデスからグランプリデビューを果たし、今やシーズン序盤からチャンピオン争いを演じている。ラグルーの“眼利き”がなければ、この超新星はF1の舞台に立っていなかったかもしれない。
「オラクル・レッドブル・レーシングに加入することは、私にとってエキサイティングな新たな章の始まりです」とラグルーはコメント。「マーセデスでの11年間の思い出深い年月を経て、新たな挑戦に踏み出し、人間としてもプロとしても成長し続ける絶好のタイミングだと感じました。レッドブル・ジュニアプログラムはモータースポーツで最も尊敬され、成功を収めている育成組織の一つです。これまでにF1史上最高の才能を何人も輩出してきました。このような才能あるグループを率い、次の章を形作る機会を得られたことを本当に光栄に思います」
レッドブルのチーム代表、ローラン・メキースもこの大型補強に胸を躍らせている。「グウェンはF1最高の人材育成者の一人です。彼の専門知識、リーダーシップ、そして情熱は、若手ドライバー育成への取り組みから明らかです。レッドブル・ジュニアプログラムは常に我々の成功の要であり、グウェンが間もなくそれを率いることは、次世代のF1タレント育成に引き続き注力する姿勢の表れです」
メキースは同時に、長年にわたりプログラムを築き上げたマルコ博士への敬意も忘れなかった。「ヘルムート・マルコが20年以上にわたりジュニアプログラムを創設し、主導してきた並外れた貢献に改めて感謝します。彼のビジョン、献身、そして卓越した才能を見抜く能力によって、このプログラムはF1のベンチマークとなりました。その功績は計り知れません」
レッドブルはマーセデスがラグルーの退団を発表してからわずか1時間も経たないうちに、この引き抜きを公式発表。ライバルチームから即座に人材を奪うという、まさに“レッドブルらしい”電撃的な動きでF1界に衝撃が走った。マルコ博士の後継者探しは長らく注目されていたが、ラグルーという最適解を得て、レッドブルは未来への布石を確実に打ったと言える。
マーセデス育成の申し子アントネッリを発掘した男が、今度はレッドブルで次世代のワールドチャンピオンを育て上げるのか。F1ファンならずとも、その動向から目が離せない。

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