シナー、USオープン優勝確率56%で独走! アルカラスの欠場濃厚でライバル後退
全米オープン(USオープン)開幕まであと約2週間。テニスファンの期待を一身に集めるはずだったカルロス・アルカラスの復帰が、またも暗雲に包まれている。世界ランク2位のスペイン人グランドスラム覇者は、主要前哨戦であるシンシナティ・オープンを欠場することを発表。これにより、フラッシング・メドウズでのプレー自体が危ぶまれている。
迎え撃つのは、今季絶好調のヤニック・シナーだ。予測市場ではシナーのUSオープン優勝確率が実に56%に達し、断トツの本命視。一方、アルカラスの確率は怪我の報が出てから22%から11%へと半減した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon シナーは今年の全仏オープンでまさかの早期敗退を喫したが、続くウィンブルドンでは見事に立ち直り、自身5度目のグランドスラム制覇(ウィンブルドン2度目)を達成。その勢いは止まらず、今や「誰がシナーを止めるのか」という疑問がファンの間で飛び交っている。
その答えの筆頭候補として名前が挙がるのが、アレクサンダー・ズベレフだ。ズベレフは全仏オープンを制し、ウィンブルドンでも決勝に進出。しかし、シナーの壁を破るには至らなかった。予測市場での優勝確率は11%で、アルカラスと並んでいる。このほか、ノバク・ジョコビッチが5%、テイラー・フリッツが3%、ダニール・メドベージェフが2%と続くが、いずれもシナーを脅かすには程遠い数字だ。
アルカラスの離脱は長期化の様相を呈している。4月の試合中に手首を負傷して以降、その痛みは本格的なケガへと発展。クレーシーズン、グラスシーズンを全休する事態となった。ウィンブルドンと全仏オープンでは早期に欠場を決断し、回復に専念してきたが、グランドスラム3大会連続の欠場が目前に迫っている。7度のグランドスラム覇者であり、史上最年少でキャリアグランドスラムを達成した男は、今やシナーとのライバル関係で水をあけられつつある。
それでもアルカラス陣営は無理をさせない方針だ。完全回復を最優先し、USオープン後の復帰を視野に入れているとみられる。今大会でシナーがどんなテニスを見せるのか、そしてアルカラスが戻ってきたときにどう戦うのか。テニス界の勢力図が大きく動く夏になりそうだ。
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