モウリーニョ衝撃告白「2013年、ファーガソン後任に決まっていた」涙の電話で撤回
ジョゼ・モウリーニョが、13年に渡る憶測に終止符を打った。Netflixの新たなドキュメンタリーシリーズで、2013年にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官を退いたアレックス・ファーガソン氏の後任として、一度は合意していたことを認めたのだ。
「レアル・マドリーを去った時、サー・アレックスの後にマンUに行く契約を結んだ」と、現在63歳でレアル・マドリーに復帰したモウリーニョは語る。ファーガソン氏も「彼にオファーを出した。話し合い、彼は受け入れたと思っていた。ところが数時間のうちに状況が変わった」と証言。その“変わった”理由こそ、モウリーニョが古巣チェルシーへの復帰を断り切れなかったからだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 「ある夜、彼から電話がかかってきて泣いていた。『アレックス、耐えられない。チェルシーに約束してしまった。その約束は破れない』と言った」とファーガソン氏は振り返る。「彼の理由は理解できたが、残念だった」。モウリーニョは「マンUには信じられない魅力がある。後任に選ばれたことは非常に光栄だった」としつつ、「サッカーへの愛と、特定のクラブへの愛は別物だ。後者の方がより強力だ。レアル・マドリーの後、私は愛されていると感じる必要があった。サー・アレックスを継ぐチャンスを失うのは劇的だったが、心で決めた決断なので後悔はない」と胸の内を明かした。
モウリーニョは2013年にチェルシーに復帰し、3度目のプレミアリーグ優勝とリーグカップを獲得。その後2016年5月にルイ・ファン・ハールの後任としてマンU監督に就任し、リーグカップとヨーロッパリーグのタイトルをもたらしたが、2018年12月に解任された。
ドキュメンタリーでは、古巣レアル・マドリーでの確執も赤裸々に語られた。特に元スペイン代表GKイケル・カシージャスとの関係は「非常に冷え切っていた」とカシージャス自身が認める。モウリーニョがカシージャスをベンチに座らせ、メディアで悪く言ったことでロッカールームは「悪夢のようだった」と元同僚のサミ・ケディラは証言。クリスティアーノ・ロナウドやセルヒオ・ラモスら主力選手との関係も壊れたという。モウリーニョはカシージャスについて「最初の3回の会話で、彼は『代表選手にもっと休暇を』『交通渋滞があるので練習時間を1時間遅らせて』『試合前日にホテルに泊まりたくない』と言ってきた。彼らは甘やかされていると気づいた」と厳しい見解を示した。さらに、カシージャスがバルセロナ所属の代表チームメイトへの態度を巡って対立したことには「私は決して受け入れないことがある。これはバルセロナ対レアル・マドリーだ。代表では抱き合えばいいが、今は戦争だ」と断言した。
また、元チェルシーオーナーのロマン・アブラモビッチ氏との関係にも言及。シェフチェンコ獲得を強要されたことに対し「私が欲しかったのはエトーだった」と吐露。2010年、インテル・ミラノの監督としてチェルシーをチャンピオンズリーグで破った試合は「私はロマンと戦っていた。私をクビにした男と戦っていたんだ。サッカーは選手、監督、ファンのもの。侵入者は属さない」と熱く語った。
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