バース→掛布→T-岡田!阪神伝説3連発打線がドリームマッチで復活
プロ野球ファンなら誰もが知る、1985年の阪神タイガース伝説の打線が、東京ドームでよみがえった。27日に行われた「サントリードリームマッチ2026」。今年で30回目を迎えたプロ野球OBによる一夜限りの夢の舞台で、あのバックスクリーン3連発の再現に挑んだのだ。
伝説の始まりは4回。ドリーム・ヒーローズのマウンドには、あの槙原寛己氏。対するプレミアム・モルツ球団の3番打者として打席に立ったのは、85年に槙原氏からバックスクリーン3連発の先陣を切ったランディ・バース氏。現在72歳のバース氏は、豪快な一発こそ飛び出さなかったものの、技ありの右前打を放って笑顔を見せ、往年のファンを大いに沸かせた。
続く4番は、伝説通り掛布雅之氏。打席に入ると場内のボルテージは最高潮に。結果は投ゴロで併殺に打ち取られたが、掛布氏は右手を高々と掲げてファンの大歓声に応え、その姿はまさに往年のままだった。
そして5番。本来なら岡田彰布氏が入る打順だが、岡田氏は今回欠場。そこで白羽の矢が立ったのが、「岡田」つながりのT-岡田氏。笑顔で打席に入ると、強烈な打球を右翼線へはじき返した。しかし、これが右翼の坂口智隆氏のスーパーキャッチに阻まれ、T-岡田氏は思わず苦笑い。再現とはいかなかったが、ファンの心には鮮やかな「もしも」のストーリーが刻まれた。
1995年にスタートしたこのドリームマッチは、往年のスター選手たちがユニホームを脱いだ今なお、ファンに夢と感動を届け続けている。伝説の打線は形を変えながらも、確かにこの日、東京ドームで息づいていた。
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