【甲子園】仙台育英VS智弁和歌山が19年ぶり激突!須江監督「決勝でと言ったのに」中谷監督との因縁対決
第108回全国高校野球選手権は18日、準々決勝で仙台育英(宮城)と智弁和歌山(和歌山)が激突する。実に19年ぶりの甲子園での対決だ。両チームとも休養日となった17日、仙台育英は西宮市内のグラウンドで約2時間の調整を行い、準々決勝に備えた。
今大会、仙台育英は宮城大会から数えて実に62イニング連続で一度もリードを許していない。圧倒的な投手力を誇り、ここまで先行逃げ切りの完璧な試合運びを見せてきた。しかし、須江航監督は今夏初めてとなるビハインドの展開も覚悟している。「想定しているのは追いかける展開。失点を重ねないことが大事」と警戒を強める。相手は智弁和歌山。1番から切れ目なく続く強力打線を封じるためには、「ゲームが壊れないで試合がつながっていけば勝機がある」と、終盤勝負に持ち込むプランを描く。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 逆に、先制点を奪えれば展開は大きく変わる。「先制ができたら面白い試合になる。先制点が取れれば、うちは攻撃のバリエーションを持っているので、それに乗っていける」と須江監督。得点の目安は「4、5点」と設定し、複数の好投手を擁する智弁和歌山の投手陣を早い段階で攻略したい考えだ。
打線のカギを握るのは4番・田山纏(3年)だ。須江監督は「田山自体は多分警戒される。その後の高岡(龍一)、有本(豪琉)あたりが」と、4番の後ろを打つ打者にも期待を寄せる。田山自身も「1年生がつないでくれたチャンスは、絶対自分がここで決めるという気持ちが強い」と、4番の責任感をのぞかせた。
このカードの注目は、何と言っても両監督の関係だ。須江監督は智弁和歌山・中谷仁監督と親交が深く、今大会中も連絡を取り合ってきたという。そんな中での19年ぶりの対戦に、須江監督は「できれば決勝で高いところでやりたいですね、と言ってあったんですけど、準々決勝だった」と苦笑い。まさかの早期実現に驚きを隠せない様子だった。
「まず目先の一戦を戦って、気づいたら高いところにいたな、というテーマでやっている」。須江監督はあくまで一戦必勝の姿勢を崩さない。無失記録を引っさげた仙台育英が、智弁和歌山の強打をどう抑えるか。そして、因縁の両指揮官が繰り広げる采配にも注目が集まる。熱戦は18日、ついに幕を開ける。
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