岡本和真、日本人今季3人目の100安打!ブルージェイズがワイルドカード圏内浮上
トロントの夜空に、岡本和真の執念が光った。現地15日、本拠地ロジャーズセンターで行われたヤンキース戦。ブルージェイズの5番・三塁でフル出場した岡本が、今季日本人選手3人目となるシーズン100安打の大台に乗せた。大谷翔平(ドジャース)、鈴木誠也(カブス)に続く快挙だ。
この記念すべき1本は、まさに職人技。1-1の同点で迎えた6回、1死一塁の場面。相手先発はサイ・ヤング賞候補の一角、シュリトラー。97球目、外角低めに逃げるカットボールを、バットの先っぽで合わせ、最後は左手一本でセンターへ運んだ。公式戦125試合目での3桁安打到達だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 実はこの日、岡本は序盤からシュリトラーに苦しめられていた。初回2死一、二塁、3回2死一、三塁と、いずれも得点圏に走者を置きながら、同じカットボールで凡退。しかし、3打席目に見事な修正を見せた。第4打席では2死満塁から158.7キロの強烈な打球を放つも、右翼手の正面を突く不運なアウト。それでも岡本は「勝ってるから、いいんじゃないかと思います。勝ってるのが一番」と、チームの勝利を何より喜んだ。
ブルージェイズはこの試合、7回にマカドゥの左中間適時二塁打で勝ち越し、終盤に追加点を奪い4-1で競り勝った。この勝利でヤンキースに2連勝。試合終了時点でツインズ、レンジャーズ、タイガースとゲーム差なしで並び、ついにワイルドカード圏内の第3スポットに浮上した。
チームにとって痛いのは、主砲ゲレロが前日の走塁交錯で脳震盪となり、7日間の特定負傷者リスト(IL)入りしたこと。スラッガーとしての岡本への期待は否が応でも高まる。指揮官のシュナイダー監督は「直近のシリーズで同地区に勝ち越せたのは良かった。まだ多くの試合があり、5、6チームの混戦だ。我々はアクセルを踏み続け、どんな形であれ勝利を重ねていくだけ」と気を引き締めた。
一方、岡本は勝敗表については「みてないです。明日も頑張ります」と、ひたむきに目の前の試合に集中する姿勢を崩さない。残り37試合。ブルージェイズの快進撃は、この背番号のバットから始まる。
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