巨人女子、パーフェクトリレーで8強! 5回コールド勝ちで圧巻の投手陣
全日本女子硬式クラブ野球選手権、3回戦で巨人女子がまたもや圧倒的な強さを見せつけた。相手はINFINITY(埼玉)。序盤から勢いに乗った巨人女子は、2回に滝石かの子の適時三塁打で先制すると、打線が爆発。打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い、試合の主導権を完全に握った。さらに3回にも2点を追加し、リードを8点に広げる。
投手陣の踏ん張りも見事だった。先発マウンドに立ったのは高卒ルーキーの菊田波音。試合前は極度の緊張に襲われていたというが、マウンドでは落ち着きを取り戻した。「後ろに先輩方がいるので、置きに行かないで腕を振っていきました。ストレートで押せたのが良かった」と振り返る。3回を投げて被安打0、奪三振4の完璧な内容。続く4回からは、桑沢明里がリリーフ登板。6月のGT交流戦で女子最速となる133キロを計測した剛腕だが、この日は球速こそ128キロ止まり。しかし、80キロ台の緩急を駆使した変化球で相手打線を翻弄し、2回で6奪三振のパーフェクトピッチング。まさに“パーフェクトリレー”でINFINITY打線を封じ込め、5回コールド勝ちを決めた。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー この勝利で、今大会2試合連続のコールド勝ち。2試合合計で9回を無安打に抑えるという驚異的な数字を残している。桑沢は「いつ、どの場面でも出られるように」と、あえて全力を出さずに感触を確かめたことを明かした。その冷静さが、チームの強さを支えている。昨年入団してから、まだチームとして全国優勝は経験していない。桑沢は「あの(日本一の)景色を知っている」と、中学時代の軟式野球で味わった頂点の感覚を忘れず、「絶対取りたいです」と力強く語った。
次なる戦いは11日の準々決勝。同じヴィーナスリーグの強豪・エイジェック(栃木)との対戦が決まっている。その後も強豪が待ち受ける厳しいトーナメントだが、チームの雰囲気は上向きだ。隠善智也監督は、前日に見られた選手たちの固さが和らいできたと手応えを語る。「トーナメント戦は流れをつかむことが大事なので、気負うこと無く自分の野球をしてもらいたい」と、2年ぶりの優勝へ向けて静かに闘志を燃やしている。
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