【ボーイズリーグ】苫小牧ボーイズ、全国区の壁に涙…主将・中岡颯「悔しさを感じられたのは良かった」
報知新聞社主催の東商テクノ旗争奪戦・第5回日本少年野球北海道大会が13日、札幌麻生ほかで開幕。1回戦4試合が行われ、苫小牧ボーイズは関東の強豪・狭山西武ボーイズ(埼玉)に0-9、5回コールドで敗れた。北広島Fビレッジボーイズ、旭川道北ボーイズ、札幌手稲ボーイズも敗退し、北海道勢は全チームが初戦で姿を消す厳しい結果となった。
試合は序盤から流れが一方的だった。狭山西武の先発・高橋隼太(3年)が繰り出す130キロ超の直球に、苫小牧打線は4回まで2安打に封じ込められた。守っても相手打線に8安打9失点。全国大会常連の実力を見せつけられ、高橋輝昭監督は「同じ中学生だぞと思いながら、完全に雰囲気にのまれてしまった。技術的には相手が一段も二段も上。気持ちの面で詰めていかないといけなかった」と唇をかんだ。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro それでも、この敗戦を無駄にはしない。狭山西武の「2番・中堅」で先発した工藤未來(3年)は昨年、2年生ながらU15日本代表に選出された二刀流の逸材。対戦した苫小牧の主将・中岡颯(3年)は「ピッチャーのノビがすごかった。打者もしっかり振れていて長打になっていた」と、全国レベルとの差を痛感した。しかしその一方で「ここで悔しさを感じられたのは良かった」と前を向く。
苫小牧ボーイズには、17日から始まる最後の大会「FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP」(エスコン)が控えている。部員14人の小さなチームにとって、これが本当のラストステージだ。中岡主将は「新琴似(リトルシニア)に勝ってリベンジしたい」と、力強い決意を語った。
この日、2番手で登板した石崎莉望(3年)は1回2/3を2安打2失点ながら無四球2奪三振。「緊張もなく楽しめた。自分の真っすぐに振り遅れていた打者もいたので自信になった」と収穫を口にする。また、好投手・高橋からチーム初安打を放った渋木舞音(3年)は「軸足の左足に体重を乗せて、センター方向に打つ意識に変えて打率が上がってきた」と、自身の成長を実感していた。
全国の壁に跳ね返された北海道の少年たち。しかし、その目はすでに次の戦いへと向いている。14日に行われた決勝では、東京城南ボーイズが上三川ボーイズ(栃木)を14-7で破り優勝。その舞台で戦うことはできなかったが、苫小牧ボーイズの最後の夏は、まだ終わらない。
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