青学大・鳥井健太が激坂連勝!黒田朝日に食らいつきV10へ猛アピール
青学大が8月16日、長野・菅平高原の夏合宿で恒例の上り坂タイムトライアル2回目を実施。来年1月の第103回箱根駅伝で史上最多となる10度目の優勝を狙う王者が、標高差213メートルの激坂で心肺を限界まで追い込んだ。
早朝6時15分、主将・中村海斗が「最後まで追い込もう!強さが試される」と檄を飛ばし、18キロを設定ペースで集団走行。残り3キロ地点から標高1322メートル地点へ、全員が全力で駆け上がる。選手たちが「心臓が口から飛び出そうになる」と口を揃える過酷メニューだ。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro この日、チームトップでゴールしたのは4年生の鳥井健太。11日の1回目に続き、連続でトップを獲得。1回目で「今年は朝日さんに挑戦するという強い覚悟を持って臨んだら、自分でもびっくりするくらい走れました」と語った鳥井が、その覚悟を結果で示した。
2位には黒田朝日の実弟・黒田然(3年)がゴール直前の猛スパートで食い込み、3位にはルーキーの新見春陽が大健闘。練習後にはチームメートから「新見、えぐい!」の声が続出した。
今年の箱根駅伝5区で区間新記録(1時間7分16秒)をマークし「シン・山の神」を襲名した黒田朝日(22歳、GMOインターネットグループ)も合宿に参加。別府大分毎日マラソンで3位に入りMGC出場権を獲得後、レースから遠ざかっていたが、この日は昨年並みのタイムで全体トップ。後輩たちが必死に食らいつく姿が、青学大の層の厚さを物語った。
続いて飯田翔大(3年)が4位。今年の箱根でエース区間2区を担った男が中盤以降も粘り、主力の意地を見せた。静岡マラソン優勝の村上直弥(4年)は5位で、8月30日の北海道マラソンへ弾みをつけた。
トライアル後はゴール地点から宿舎まで約7キロを走って戻り、ウォーミングアップやクールダウンを含めれば走行距離は30キロ超。まさに「朝飯前」の地道な走り込みが、青学大の強さの源泉だ。V10へ向け、激坂で鍛え上げられた若きランナーたちの戦いが始まっている。
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