菅野智之、初回2被弾も冷静修正で日本人最多12勝!監督絶賛
敵地フェニックスで熱い投手戦を制したのは、ロッキーズのベテラン右腕だった。菅野智之が11日(日本時間12日)のDバックス戦に先発し、初回にいきなり強烈な一撃を浴びる。1死からキャロルにバックスクリーン右へ運ばれる17号ソロ。さらに2死後、マルテにも真ん中に入った初球スイーパーを右翼席へ運ばれ、まさかの連続被弾で2点を先制された。
しかし、ここからが菅野の真骨頂。2回以降は見事に立ち直り、走者を背負いながらも粘りの投球で追加点を許さない。2回から6回までを無失点に抑え込み、試合を壊さない「被害最小限」のピッチングを披露した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 0-2の5回1死、ヌートバーとの3打席目では、カウント1-2から低めの直球がボール判定されると、自らABSチャレンジを要求。リプレー検証の結果、わずかにストライクゾーンをかすめていると判定され、一転して見逃し三振を奪う気迫のシーンも飛び出した。
打線も菅野の粘りに応えた。0-2の6回、キャロスが待望の同点2ランを放つと、7回には先頭のグッドマンが三塁打で出塁。1死からモニアクの犠飛で勝ち越しに成功し、菅野に勝ち投手の権利が転がり込んだ。
菅野は6回6安打2失点、無四球5奪三振。93球中63球がストライクと安定した制球力を見せ、2登板ぶりのクオリティースタート(6回自責3以下)を達成。防御率は4.43となり、これで日本人トップの12勝目(5敗)を手にした。
試合後、ロッキーズのシェーファー監督は菅野について「ゲームプランを少し変えたのだと思う。試合が進むにつれて投球の精度が上がっていった」と分析。「序盤はカウントを悪くする場面もあったが、トモ(菅野)は自分の仕事をやってのけた。彼には被害を最小限に抑える能力があり、今日もそれを証明してくれた」と、尻上がりに調子を上げたベテランの手腕を称賛した。
初回の2発にも動じず、その後は3イニング連続で三者凡退に抑えるなど、さすがの修正能力を見せた菅野。日本人投手のトップを走る男が、ここにきてますます存在感を強めている。
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