【広島】新井監督「本来の姿」森下暢仁が8回1失点6勝目!連敗ストップで球団新記録も飛び出した
広島がついに連敗地獄から脱出した。14日のマツダスタジアム、阪神との一戦は6-1で快勝。6連敗のトンネルを抜け出し、10日ぶりの白星を飾った。これで借金は18に減少。先発マウンドに立ったのは、かつてのエース・森下暢仁だ。
森下は8回を投げ抜き、5安打1失点。実に2か月ぶりとなる6勝目を挙げた。立ち上がりから直球が冴えわたり、変化球も生きる完璧な投球。6月13日の楽天戦(楽天モバイル最強パーク宮城)以来の白星に、新井貴浩監督も「素晴らしいピッチングだった。今日のピッチングが彼本来の姿」と絶賛した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 特に光ったのは、2回の打席だ。2死一、二塁のチャンスで自ら先制打を放ち、チームに待望の得点をもたらした。なんと後半戦11試合目で初めての先制点。25イニングぶりの得点とあって、ベンチもスタンドも大いに沸いた。8回には1死二、三塁のピンチを招いたが、高寺の三ゴロの間に1点を失うのみ。113球の熱投で強力阪神打線をねじ伏せた。
指揮官は森下の復活劇について「前回の登板(7日・DeNA戦)が1ヶ月近くぶりだったけど、明らかに変わっていた。今日のピッチングが彼本来の姿だと思うので、また次も期待している」と語る。ファームで約1か月、直球を中心に追い込んできた成果が実を結んだ。森下にとって、けが以外で1軍を長期間離れるのは初めての経験。マウンド上の力強い姿に、監督も「すごくいい姿だと思う」と目を細めた。
打線も負けていない。1点リードの3回、36歳のベテラン・菊池涼介が左翼へ6号ソロ。この一発で、本拠地・阪神戦は開幕から9試合連続本塁打となり、1960年の8試合を上回る球団新記録を樹立した。4回にはルーキー佐々木泰が左翼へ4号ソロを放ち、5回にはファビアンの適時三塁打、坂倉の内野ゴロの間に追加点。8回にも代打モンテロが適時打を放ち、打線がつながった。
佐々木について新井監督は「いいホームランだった。浮いた変化球を引っ張って大きなホームランを打てるのは少しずつ成長している」と評価。さらに「凡打の内容もいいし、今までだったらゴロアウトが多かったけど、フライアウトがだんだん出てきている。バッティングコーチとしっかり練習して、少しずつ成長してくれている」と若武者の進化に手応えを感じている。
首位・阪神に勝利し、連敗を止めた新井監督は「今日は満員のお客さんの前で、いい試合お見せすることができたので、あしたもいい日になるように頑張りたい」と前を向いた。森下の復活、打線の爆発、球団新記録と、多くの明るい材料を得た広島。この一勝が、再浮上のきっかけとなるか。
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