早田ひな、世界4位の中国エースに完敗も前向き「成長できている」
熱戦が繰り広げられたWTTチャンピオンズ横浜、女子シングルス準々決勝で日本期待の早田ひな(日本生命)が中国の左腕エース、蒯曼(かいまん/世界ランク4位)に1-4で敗れ、ベスト4進出を逃しました。
試合は第1ゲーム、6-6の場面で訪れたターニングポイント。蒯曼の繰り出すバックハンドのチキータに対し、早田は「思ったより回転がかかっていて、そこに気を取られてそのままレシーブミスしてしまった」と振り返ります。この1本からリズムを崩し、サーブの選択やプレーの迷いが生じ「自分の中で頭がパンクしてしまった部分があった。最後の最後まで引きずってしまった」と反省の弁。第2、第3ゲームと連取され、追い込まれた第4ゲームでは6-10とマッチポイントを握られながらも、驚異の粘りで6連続得点。会場を沸かせる意地を見せるも、続く第5ゲームを奪われ、ゲームカウント1-4での敗退となりました。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon それでも早田は「3球目で自分が仕掛けても、それを狙い撃ちされて点数を取られてしまった。全てを上回られたなという感覚。相手の技術や戦術が一枚も二枚も上だった。実力不足だなと思った」と冷静に相手の実力を認めつつ、自身の成長を確かめるコメントを残しています。
パリ五輪での左腕負傷を乗り越え、一時は世界ランク10位台まで後退した早田ですが、6月からのWTTで2連勝し、日本勢2番手の7位まで復調。現在の状態について「日本人の中で2番目にいる感覚はあまりない。やらなきゃいけないことがいっぱいあって、今日みたいに全然実力が足りてないなと思うことばかり」と自己評価は厳しいものの、「パリまでの自分の感覚がいい意味で薄れてきている。結果はまだ出てないけど、違う形での成長はできているのかなと思う」と手応えも口にしました。
2年後に迫るロサンゼルス五輪へ。「ここから自分がどうなっていきたいかをもう一度、“チームひな”で話し合って、頑張っていけたら」と前を向く早田。敗戦から得た課題を糧に、さらなる飛躍を目指します。
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