札幌、25年ぶりの開幕連勝ならず…堀米悠斗が古巣新潟に同点弾も実らず
北海道コンサドーレ札幌が、実に25年ぶりとなる開幕連勝の夢を敵地で絶たれた。15日、デンカビッグスワンスタジアムで行われた明治安田J2第2節、アルビレックス新潟との一戦は1-2の敗戦。前節ホームで徳島に2-0と快勝した勢いをそのままに、2001年以来の開幕連勝を狙ったが、新潟の厚い壁を崩しきれなかった。
試合は立ち上がりからアウェーの難しさを痛感する展開となる。前半17分、DF梅津龍之介がペナルティエリア内で相手を倒しPKを献上。2分後、このPKをGK田川知樹が左手1本で弾く好セーブを見せるも、こぼれ球を詰められ、今季初失点を喫した。出鼻をくじかれた札幌だが、ここから意地を見せる。前半36分、FWヴィニペイショットの猛プレスが相手のミスを誘い、こぼれたボールがつながると、最後はMF堀米悠斗が豪快にネットを揺らした。昨年まで9年間プレーした古巣・新潟を相手に決めた今季初ゴール。まさに因縁の一撃で試合を振り出しに戻し、1-1で前半を折り返す。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro しかし、後半開始早々に試合の流れは再び新潟へ。後半1分、相手の素早い攻撃に対応しきれず、立て続けに失点。ここから反撃を試みるも、堀米悠や前線の選手たちも精度を欠き、最後まで同点ゴールは生まれなかった。アディショナルタイムのCKではGK田川もゴール前に上がり、一か八かの攻撃に出たが、実らず。試合はそのまま1-2でタイムアップを迎えた。
試合前から川井健太監督が最大の警戒ポイントとして挙げていたのが、この日の気候だった。試合開始2時間半前まで降った雨の影響で湿気が多く残るコンディション。指揮官は「暑さ」への対策を強調しており、堀米悠も「サウナに入ったりするのが良いと聞いたので、いろいろ対策したい」と話していたが、本拠地で見せたようなキレのある動きはこの日は影を潜めた。
試合後、川井監督は厳しい表情でこう振り返った。「今季初のアウェーでナイター、難しい試合になるとは思っていた。単純にミスが多かった。少しのずれやタイミング。それが後半のスタートで出て、相手へのボールの渡し方が良くなかった。ちょっとした慢心があった」。開幕戦の勝利で浮かれた心の隙を指摘するかのようなコメントだ。連勝はならなかったが、この敗戦をどう次に生かすか。札幌の真価が問われる戦いは、まだ始まったばかりだ。
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