山本由伸、12勝目!初回の苦しみ乗り越え“復調”の6回1失点
ドジャースの山本由伸投手が14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムでのブルワーズ戦に先発。6回を投げて4安打1失点、9奪三振の好投で今季12勝目をマークした。この勝利は、菅野智之(ロッキーズ)に並ぶ日本人最多タイ。防御率は2.60とリーグ5位の好成績を維持している。
試合後の山本は「初回はいつも以上に意識的に丁寧に入ったかなという感覚でした。球数がかさんでしまったので、初回が終わってから頭の中を整理し直して、2イニング目からいつも通りの気持ちで投げられるようにしました」と振り返った。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 初回、山本は先頭のミッチェルを外角直球で見逃し三振、続くチョウリオも外角カットボールで見逃し三振に仕留める。しかし、バウアーズに四球を与え、4番ボーンはこの日最速の97.7マイル(約157.2キロ)の直球で二ゴロに打ち取ったものの、初回だけで26球を要した。この日、ネット裏では昨季限りで現役引退したカーショーが家族とともに山本のピッチングを見守る場面もあった。
3回には1死からオルティスに高いバウンドの二塁打で初安打を許したが、続くミッチェルとチョウリオを2者連続3球三振に斬ってピンチを脱出。4回は1死からボーンを三塁マンシーの悪送球で出したものの、イエリチを三直、コントレラスを投ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。
1点リードの5回、先頭のララに右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、続くハミルトンには三塁前への絶妙なバント安打を決められ、無死一、三塁のピンチ。オルティスに右翼への犠飛で一時同点を許したが、後続を断って最少失点で食い止めた。直後にパヘスが決勝ソロ本塁打を放ち、山本に勝ち投手の権利が転がり込んだ。
山本は2回以降、12球、12球、19球、16球、12球と安定した投球で6回まで97球で投げ切った。今季22試合目で17度目のクオリティースタート(6回以上自責3以下)を記録。ブルワーズ戦は昨年のリーグ優勝決定シリーズ第2戦で完投勝利を挙げるなど相性が良く、今季も5月24日に7回1失点で勝利していた。
今月17日に28歳の誕生日を迎える山本。この日が27歳最後の登板となり、昨年のワールドシリーズMVPなど伝説を残した一年の締めくくりを白星で飾った。ファンからは「初回の粘りがさすが」「2回以降の立ち直りがエースの証」と称賛の声が上がっている。
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