朗希、6回2失点の粘投も6勝目消滅…守護神ディアスがまさかの逆転負け
ドジャースタジアムの夜空の下、佐々木朗希が今季6勝目を懸けてマウンドに上がったが、勝利の女神は最後の最後で背を向けた。13日(日本時間14日)の本拠・ブルワーズ戦。佐々木は6回を4安打2失点、5四球2奪三振と制球に苦しみながらも粘りの投球を見せ、クオリティスタート(6回以上・自責点3以下)を達成。1点ビハインドの場面で降板したが、6回に味打線が逆転3ランで試合をひっくり返し、勝ち投手の権利を手にした。ところが、9回に守護神ディアスがまさかの3失点。チームは悪夢の逆転負けを喫し、佐々木の6勝目も幻となった。
試合後、佐々木は「すべての球種思うように投げられなかった。悪いところが4回に出た感じです」と唇を噛んだ。立ち上がりはまずまず。初回、2死から3番サンチェスにフルカウントから見逃し三振を奪い、一旦はチェンジと思われたが、ABSチャレンジで一転四球に。それでも無失点で切り抜けた。2回は先頭のボーンに安打を許すも後続を断ち、3回は1死で与えた四球の走者に盗塁を許したが、捕手ロートベットが刺殺で佐々木を救った。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー しかし、4回に暗転した。安打2本と四球で1死満塁のピンチを招くと、コントレラスを三振に仕留めたものの、続くオルティスにストレートの四球で押し出しの先制点。さらに9番ハミルトンにも連続押し出しを与え、この回だけで2点を失った。「悪いところが4回に出た」と本人が振り返るまさにそのイニングだった。
それでも佐々木は崩れなかった。5回はこの試合初の三者凡退で立ち直ると、6回も先頭ボーンに右前打を許したが、巧打者イエリチを遊撃併殺打に仕留め、後続も打ち取った。1-2で迎えた6回裏、ドジャース打線がマンシーの代打3ランで逆転。佐々木に6勝目の権利が転がり込んだ。だが、7回以降は救援陣にマウンドを託し、9回に守護神ディアスが炎上。痛恨の逆転負けで佐々木の白星も消え去った。
防御率は4.46。制球に苦しみながらも試合をつくった右腕の奮闘を、味方が最後に裏切る形となった。勝利こそ遠のいたが、崩れかけた試合を粘り強く立て直した投球は、次への確かな光を残している。
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