WBA王者ガッシエフ、ミラー防衛戦は「不可避」と明言
WBAヘビー級王者ムラト・ガッシエフが、同団体ランキング2位に位置するジャレル・ミラーとの防衛戦を「不可避」と認めた。ウクライナのオレクサンドル・ウシクがWBAスーパー王座を返上した影響で、ガッシエフは現在ヘビー級唯一のWBAタイトル保持者となっている。
ガッシエフは昨年12月、ベテランのクブラト・プレフをKOで下し、WBAレギュラー王座(セカンダリーベルト)を獲得。その後ウシクがスーパー王座を返上したため、ガッシエフのベルトがWBA唯一のヘビー級タイトルとして認定された。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 問題は次期挑戦者の選定だ。WBAは当初、モーゼス・イタウマを首位候補と発表していたが、イタウマが8月29日にロンドンでフィリップ・フルゴビッチと空位のIBF王座を争うことが確定。この動きにより、ランキング2位のミラーが自然とWBA挑戦権を得る流れとなっている。
「もしイタウマがIBF路線を選ぶなら、ジャレル・ミラーが私のWBA王座への公式挑戦者となり、その防衛戦は私にとって不可避となる」とガッシエフはSky Sportsに語った。38歳のミラーは28勝1敗2分(22KO)の戦績を持ち、今年1月にキングズリー・イベー、4月にレニエル・ペロをそれぞれ判定で下し、キャリアを再浮上させている。
ガッシエフはミラー戦だけを視野に入れているわけではない。同じくウシクの王座返上で新たにWBCヘビー級王者となったアギト・カバジェルとの統一戦にも強い関心を示している。
「我々はカバジェル戦にも非常に興味がある。具体的な合意に達し、この試合が現実味を帯びてくれば、喜んで統一戦にサインする」と32歳のロシア人王者。「すべてはオファー、条件、タイミング、開催地といった具体次第だ。経済的にもキャリア的にも意味のある試合を狙っている」と強調した。
ガッシエフのミラー戦が実現すれば、パワー対パワーの激しい打ち合いが予想される。ミラーは38歳と年齢的にピークを過ぎたとの見方もあるが、今年の2連勝で復活を印象づけた。一方のガッシエフは34勝2敗(27KO)の戦績を誇り、かつてクルーザー級で世界王者に輝いた実力者。ヘビー級転向後もその破壊力を維持している。
ヘビー級戦線はウシクの王座返上により新たな局面を迎えている。ガッシエフ、ミラー、カバジェル、そしてイタウマとフルゴビッチのIBF戦――各団体のタイトル事情が交錯する中、今後の動向から目が離せない。
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