ニューカッスル新指揮官ヤイスレ、初陣勝利も「まだまだやるべきことは多い」
ニューカッスル・ユナイテッドの新指揮官マティアス・ヤイスレが、バレンシアとのプレシーズンフレンドリーマッチで白星スタートを切った。メスタージャスタジアムで行われた一戦は2-1の逆転勝ち。しかし38歳のドイツ人指揮官はトロフィーを手にしても、浮かれる様子は一切ない。
「ロッカールームをぶち壊して祝うつもりはない。まだやるべきことは山積みだ」とヤイスレは試合後、冷静に語った。試合は開始4分、フィリップ・ウグリニッチに鮮やかなカーブシュートを決められ、いきなりビハインドを背負う苦しい展開。さらにアンソニー・エランガがホセ・ガヤの悪質なタックルを受け、担架で運ばれるアクシデントも発生した。ガヤは一発退場となったが、エランガの状態についてヤイスレは「本当に怖かった」と明かす。幸いにも打撲で済み、深刻な負傷ではないと見られている。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー しかしチームは動揺せず、後半に投入されたヨアネ・ウィッサが2ゴールを叩き出し、逆転勝利を呼び込んだ。同じく途中出場のバズマナ・トゥーレや18歳のショーン・スターアも存在感を示し、夏の移籍組が早速結果を出した。「勝利は自信になる。選手たちはハードな週を乗り越え、各セッションに大きなコミットメントを見せてくれた。2日の休暇を与え、また再スタートを切る」とヤイスレは選手たちを称えた。
この試合では、若手の台頭が顕著だった。先発最年長は28歳のハーベイ・バーンズ。GKルーカス・ホルニチェク(24歳)、MFアラジ・バンバ(20歳)、FWトゥーレ(20歳)がデビューを飾り、18歳のスターアもベンチからインパクトを残した。ヤイスレはRBザルツブルク時代に若手育成で実績を築いており、その手腕に期待がかかる。「時間が鍵だ。彼らは若い。サッカーで、特に最高のレベルで簡単なことは何もないが、我々はここでやるんだ」と指揮官は語る。
一方で、厳しい決断も見られた。前監督エディ・ハウの下で守護神だったニック・ポープ(34歳)が、この試合のメンバーから外れたのだ。ヤイスレは「ポープとは話をした。彼のキャリアを本当に尊重している。現状を正確に理解しており、最善の方法で対処する必要がある」と説明。選手としても人間としても敬意を払っていると付け加えた。
チームはすでに大きな変革期を迎えている。前監督ハウの退任に加え、アレクサンダー・イサク、ブルーノ・ギマランイス、サンドロ・トナーリ、アンソニー・ゴードンといった主力が昨年までに去った。サポーターは「誰かが中盤にいる。彼は我々に必要なものを正確に分かっている。ボトマンが後ろに、誰かが攻撃に。ニューカッスルはプレミアリーグを制する」とチャントを歌い、空白を埋める新たなヒーローを待ち望んでいる。
ヤイスレは初めての公式な場として、来週セント・ジェームズ・パークを訪れる予定だ。「スタジアムを訪れて、第一印象を確かめるつもりだ」と語る新指揮官。若さとアグレッシブさを武器に、ニューカッスルの新たなプロジェクトが動き出した。
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