ジョー・ハートが斬る!マンC再建、チェルシーの好機、アーセナル防衛の真実
プレミアリーグ開幕を目前に控え、元マンチェスター・シティそしてイングランド代表の守護神、ジョー・ハートがBBCラジオで熱く語った。ペップ・グアルディオラ退任後、初めてのシーズンを迎えるマンチェスター・C、無冠に終わったチェルシー、そして連覇を狙うアーセナル。それぞれのチームが直面する課題と可能性について、現役時代にシティで2度のリーグ制覇を経験したハートが独自の視点で分析した。
まず、新監督エンツォ・マレスカ率いるマンチェスター・シティについて。先日のコミュニティシールドではアーセナルに0-3で完敗。さらに、ロドリのバルセロナ移籍が迫る中、リールから18歳のモロッコ人MFアユーブ・ブアディを8560万ポンドで獲得する交渉を進め、チェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス獲得も視野に入れるなど、移籍市場でも大きな動きを見せている。しかしハートは「クラブは今季に過度な期待をかけていない」と指摘。「内部から大きなプレッシャーをかけられることはないだろう。外部のノイズは常にあるが、組織として今が難しい時期だと理解している」と、冷静な再建を予想した。マレスカはイングランド人選手最高額となる1億1600万ポンドでノッティンガム・フォレストからMFエリオット・アンダーソンを獲得するなど、積極補強を進めている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 一方、昨季22年ぶりのプレミア制覇を果たしたアーセナルについて、ハートは王者としての厳しさを身をもって知る立場から警鐘を鳴らす。「頂点に立つのは簡単なことだ。しかし、そこに留まるのがどれほど難しいか」。自身がシティで戴冠した2011-12、2013-14シーズン、いずれも翌年は連覇を逃した経験を引き合いに「自分は神様になった気分だった。しかしフットボールはすぐに現実を見せてくれる。チャンピオンとしての監視の目が、少しの綻びを一気に大きくする」と解説。その上で「ミケル・アルテタは素晴らしい仕事をしており、大きな決断を下せる監督だ。最初の痛みにどう対応するかが鍵になる」と、アルテタ監督の手腕に期待を寄せた。
そして、ロンドンのライバル、チェルシーについては「今季は大きなチャンスがある」と断言。前監督エンツォ・マレスカの後任としてわずか3ヶ月で解任されたリアム・ローゼニアに代わり、新たに指揮を執るシャビ・アロンソに注目する。チェルシーは昨季10位に終わり、今世紀わずか3度目となる欧州大会不出場のシーズンを迎える。ハートは「ギャリー・ケーヒルがかつてアントニオ・コンテの下で無冠のシーズンを過ごした時、欧州大会がないことで徹底的に戦術を叩き込まれ、結果的に優勝できたと話していた」と回想。「アロンソには自分のスタイルをチームに浸透させる時間がたっぷりある。これは大きなアドバンテージだ。チェルシーの天井はもちろん優勝争いだ。本当に素晴らしいチャンスを手にしている」と、無冠を逆手に取った再起を予感させる。
マンチェスター・シティの再建、アーセナルの王座防衛、チェルシーの復活。開幕前から語り尽くせないドラマを秘めた今季のプレミアリーグ。ジョー・ハートの経験に裏打ちされた鋭い指摘は、ファンの期待をさらに掻き立てる。
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