ウェストハム&ミドルスブラが昇格候補? 激戦必至のチャンピオンシップ開幕前ガイド
いよいよ2026-27シーズンのチャンピオンシップが開幕する。46試合に及ぶ長い旅路の始まりだ。今季は特にパラシュート・ペイメント(降格補償金)を受け取るクラブがわずか4チーム(ウェストハム、ウルブズ、バーンリー、サウサンプトン)と過去最少。サウサンプトンに至ってはスパイゲート事件の影響で勝ち点4剥奪のペナルティーを科されてのスタートとなる。まさに予測不能な戦いが繰り広げられそうだ。
今季の注目は、プレミアリーグから降格してきた3チームの動向。中でもウェストハムは「ハンマーズ」の愛称で親しまれる名門クラブ。かつての輝きを取り戻し、即座にプレミア復帰を果たせるか。ミドルスブラも昇格候補の一角として名前が挙がっている。一方で、リーグ1から昇格してきたリンカーン・シティは1961年以来のチャンピオンシップ復帰。カーディフとボルトンもそれぞれ1年、6年ぶりにこの舞台へ戻ってきた。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 各クラブの戦力を見ていこう。バーミンガムは昨季10位からさらなる飛躍を目指す。指揮官クリス・デイヴィス体制3年目。オーナーは最低でもトップ8を期待している。ストライカーのアウグスト・プリスケは22歳の若きデンマーク人。昨季最終節で父親の古巣ポーツマスを相手に初ゴールを決め、プレシーズンでも好調を維持。6フィート5インチ(約196cm)の長身を生かしたプレーで、今季は15ゴール以上の活躍が期待される。課題はアウェーでの弱さ。昨季のアウェー勝利はわずか5勝で、アウェー得点数はリーグワースト2位。ホームでは44ポイントを稼ぎ出しリーグ4位の強さを見せただけに、アウェーでの戦い方がカギとなる。
ブラックバーンは昨季20位からの巻き返しを図る。ホームでのわずか4勝という低調な成績を改善しなければならない。トニー・モウブリー監督は「チームにはさらなる質が必要」と補強に意欲を見せる。守備の要として注目は20歳のセンターバック、トム・アチソン。今季から背番号6を与えられ、プレミアリーグのクラブからも関心を集めているという。
ボルトンはリーグ1からのプレーオフ勝ち上がり組。スティーブン・シューマッハー監督はチャンピオンシップ経験者で、少ない予算ながら的確な補強を進めている。目標はまず「このレベルの定着」。得点力向上が急務で、注目はシューマッハー監督とプリマス時代に共闘したライアン・ハーディー。彼が大きな違いを生み出す存在になるかもしれない。
ブリストル・シティはオフシーズンに監督やスポーツディレクターが交代するなど大きな変革の夏を過ごした。新指揮官マイケル・スクバラのもと、8人の新戦力を獲得。中でも注目は、リーグ1で輝きを放ったロレント・トライとドム・バラードの2トップ。ただ、2人ともチャンピオンシップ未経験というリスクもある。そして、日本人ウィンガーの平川優也にも期待がかかる。昨季後半にハル・シティへレンタル移籍しプレミア昇格に貢献。今季はスクバラ監督の下で真価を発揮できるか。
バーンリーは過去2度のチャンピオンシップでいずれも100ポイント以上を記録し昇格を果たした実績を持つ。だが今季は主力の流出が懸念材料。ジアン・フレミングにはプレミア復帰のうわさも。ニッキー・ヘイエン新監督は「残留を望まない選手は出て行っていい」と厳しい姿勢を示している。
BBCのEFL専門番組『72+』のジョビ・マカナフによる順位予想も発表された。バーミンガムは11位、ブラックバーンは22位、ボルトンは21位、ブリストル・シティは14位と、下位予想のクラブも多いが、蓋を開けてみなければ分からないのがチャンピオンシップの面白さ。開幕から目が離せない。
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