マルナティが59の脅威!史上最高の61で首位発進、ファウラー&キャントレーも好発進
デトロイトGCで開幕したロケットクラシック初日、ピーター・マルナティがキャリアベストを更新する9アンダー61をマーク。なんとサブ60目前の大爆発で単独トップに立った。
マルナティは1番ホールのティショットでキャディから「ドライバーをしまえ」と安全策を提案されたが、それを無視。迷わず振り抜いたドライバーはフェアウェイど真ん中。この一打が火をつけ、フロントナインだけで7バーディを奪う猛チャージ。11番では約17メートルの長距離パットを沈め、13ホール消化時点で9アンダー。残り5ホールで59も視野に入れたが、終盤のパットが決まらず。それでもボギーなしの61は、コースレコードタイの価値あるスコアだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 「最初から特別な日になるとは思っていなかった。不安もいつもより感じなかった。コースが簡単すぎたわけじゃない。本当にうまくプレーできた」とマルナティ。会場のデトロイトGCは、過去2年間で1600万ドルを投じた大改修を実施。名匠ドナルド・ロスの設計思想を復元すべく、パー5をパー4に変更し、バンカーを増設。難易度を上げたはずが、マルナティはそれをものともしなかった。
2打差の2位には、リッキー・ファウラーとライアン・ジェラードが63で並ぶ。ファウラーは2023年大会覇者であり、ロケットモーゲージのスポークスマン。今大会が最後と聞いて「本当に残念だ」と本音を漏らす。さらに1打差の4位タイには、パトリック・キャントレーとパトリック・フィッシュバーン。キャントレーも終始安定したゴルフで、上位戦線に食い込んでいる。
また、マイケル・ブレナンが4番ホールまでに2オーバーと出遅れながら、そこから8連続バーディという離れ業。PGAツアー記録にあと1本と迫る65で回り、通算5アンダーでキーガン・ブラッドリーらと並んだ。ブラッドリーは5番パー3で、観客が「ホールインワン!」と冗談めかして騒ぐハプニングにも動じず、しっかりスコアをまとめた。
全英オープン2位のキャメロン・ヤングは1アンダー、全米オープンチャンピオンのウィンダム・クラークは1オーバーと初日はやや出遅れ。デトロイトの大会は2019年の復活以来、毎年のようにバーディラッシュが続いてきたが、PGAツアーは2028年からの2部制移行に伴い、ロケットクラシックは今季限りで終了。スポンサー費用が年間1500万ドルに達し、エリート層に参入するには倍額が必要という現実が決断を後押しした。
最終回を飾るにふさわしい、歴史的スコアが飛び出した初日。第2ラウンドも目が離せない。
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