210回目の挑戦で悲願達成!ギブンズがLET初優勝、ライバルはまさかの木にボールが
長く苦しいトンネルを抜け、ついに光が差した。37歳のエレノア・ギブンズが、自身210回目の挑戦で悲願の初優勝を遂げた。舞台はスイスのツークで開催されたVPバンク・スイス・レディースオープン。最終日を5アンダーの66で締めくくり、1打差の勝利を掴み取った。
ギブンズはこの3日間、ただの1ボギーしか打たない圧巻の安定感を見せた。初日の3アンダーに続き、2日目も5アンダーと好調をキープ。最終日も2番、3番、7番、10番とバーディを積み重ね、17番パー4ではこの日5つ目のバーディを奪って単独トップに立った。そして迎えた18番、プレッシャーのかかるパーセーブを冷静に沈め、涙の初戴冠を決めた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 「エリーは勝者だ!」とLadies European Tour公式がSNSで祝福した通り、今季のLETはイングランド勢が大暴れしている。チャーリー・ハルが開幕戦のPIFサウジ・レディース・インターナショナルを制し、エスミー・ハミルトンが南アフリカ女子オープンで初優勝。ギブンズの勝利で、3人目の英国人勝者が誕生した。
一方、ドラマはギブンズだけのものではなかった。2位タイに12アンダーで並んだのは、アイルランドのアンナ・フォスター、オーストラリアのホイットニー・ヒリアー、そしてドイツのアレクサンドラ・フォースターリング。フォースターリングは14番ホールでまさかの珍事に見舞われた。ティーショットが木に引っかかり、ボールが動かせなくなってしまったのだ。しかし彼女はそこから驚異的なチップインでパーをセーブ。まさに奇跡のパーセーブに、ギャラリーからはどよめきが起こった。
スウェーデンのカイサ・アルウェフィエルが11アンダーで5位に入り、トップ5を形成した。ギブンズは今週、たった1つのボギーしか記録しておらず、その安定感が初優勝を引き寄せたのは間違いない。
次戦は8月27日(木)から開催されるKPMG女子アイリッシュオープン。昨年はアマチュアのロッティ・ウォードが優勝した大会だ。ギブンズの勢いが止まるのか、それとも新たなヒロインが現れるのか。注目は続く。
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