デロスサントス、反則負け訴え却下!バレンズエラとの再戦は2027年へ
エドウィン・デロスサントスが6月28日にラスベガスで行われたホセ・“ラヨ”・バレンズエラとの一戦で喫した2回KO負け。その結果を覆そうと試みた控訴が、ネバダ州アスレチックコミッションによって却下された。
問題のシーンは第2ラウンド。デロスサントスは頭部への右パンチを浴びてキャンバスに倒れ込んだ。その直後、バレンズエラが左を一発当てたのだ。デロスサントス陣営は「ダウンしているところへのパンチは反則だ」と主張。彼が立ち上がれなかったのは、その一撃が原因だと訴えた。しかし、レフェリーのトーマス・テイラーはこの左打撃を「弱く、反則には当たらず、ダウンを継続させる要因でもない」と判断。そのまま10カウントを数え、バレンズエラのKO勝ちが宣告された。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 控訴を受けて、コミッションのエグゼクティブディレクター、ジェフ・マレンが回答を発表。その内容は極めて明確だった。「レフェリーは試合の唯一の裁定者であり、反則の有無や減点の判断はレフェリーの裁量に委ねられている。控訴の内容は、裁定を覆す根拠となり得ない」。コミッションは、デロスサントス側が求めた聴聞会すら開かず、異議申し立てを門前払いとした。
デロスサントスのマネージャー、エイドリアン・クラークはBoxingSceneの取材に対し、こう語っている。「わかっているよ。トーマス(テイラー)は選手を守ることに失敗した。そしてNSACはレフェリーとそのミスを守らなければならない。前に進むしかない。エドウィンはまず勝利を挙げ、2027年に“ラヨ”とのラバーマッチ(第3戦)を追いかける。そういうことだ」。
実はデロスサントスとバレンズエラは2022年にも対戦しており、その時はデロスサントスが3回KO勝ちを収めている。通算成績17勝3敗(15KO)のデロスサントスにとって、今回の敗戦はリベンジを果たした相手に雪辱を許す形となった。
試合内容を振り返ると、デロスサントスは第1ラウンドに左フックを浴びてぐらつく場面があった。しかし、そこから盛り返す間もなく、第2ラウンドで右の一発に沈んだ。ダウン後の追撃パンチが試合の行方を大きく左右しただけに、ファンの間では「あれは反則では?」という声が今もくすぶり続けている。
コミッションの判断は覆らず、公式記録も変わらない。それでも、両者の間に1勝1敗のイーブンな関係が生まれた以上、ファンが望むのは決着をつけるラバーマッチだ。クラーク・マネージャーが口にした「2027年」の再戦が、今から待ち遠しい。
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