チェルシーFWフェルナンデス移籍騒動、期限切れもマンCは引き下がらず?120億円の行方
チェルシーがエンソ・フェルナンデス(25歳)に設定した移籍入札期限が、現地時間14日17時に失効した。クラブはこのまま今季もアルゼンチン代表MFが残留すると見込んでいるが、マンチェスター・シティ側は「話は終わっていない」とみており、なお交渉の可能性を模索しているようだ。
チェルシーは今週、フェルナンデスに対して1億2000万ポンド(約220億円)のオファーを求める期限を提示。しかし、実際にオファーが届いたとの報告はなく、チェルシーは主将級の男を手放さずに済むと胸をなで下ろしている。一方、マンCはチェルシーこそ売却を望んでいると見ており、タイミングは自分たちが選ぶと強気の姿勢を崩さない。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro この移籍が実現すれば、サッカー史上4番目に高額な取引となる。マンCは今夏すでにノッティンガム・フォレストからエリオット・アンダーソンを1億1600万ポンドで獲得。中盤の補強に積極的だ。ただ、フェルナンデス獲得の前提条件として、スペイン代表MFロドリのバルセロナ移籍が成立するかが焦点となっている。ロドリは2026年W杯公式最優秀選手に輝いた実績を持ち、マンCは8000万ユーロ(約68億ポンド)を要求。バルセロナの提示額は3850万ポンドと開きがあるが、状況は流動的だ。
なぜマンCはここまでフェルナンデスを欲しがるのか。エンソ・マレスカ新監督はチェルシー時代にフェルナンデスを主将に抜擢し、92試合中79試合で起用。昨季はコール・パーマー負傷時に前目のポジションで起用し、キャリアハイの15ゴールを引き出した。マレスカ監督にとってはお手の物の選手であり、アンダーソンとの共存も可能と見られている。
フェルナンデスとチェルシーの関係は、今年1月にマレスカ監督が退任して以降、悪化の一途をたどった。3月にはチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに大敗した際にクラブを批判し、「マドリードに行くのが夢」と発言。この発言で2試合出場停止となった経緯がある。レアル・マドリードは先月「フェルナンデスを獲得しない」と声明を出しており、残る有力候補はマンCのみとなっていた。
マンCは今夏、ペップ・グアルディオラ前監督が退任し、かつてアシスタントを務めたマレスカ監督が後任に就任。補強も積極的で、フェルナンデスが加入すれば今夏の総支出は2億5000万ポンドを超える。逆にベルナルド・シウバやジョン・ストーンズらがフリーで退団し、ロドリが去れば2023年CL決勝スタメン組はルベン・ディアス、アーリング・ハーランド、ジャック・グリーリッシュの3人だけになる。
チェルシーも売却に動けば後釜の確保が必要だが、期限を過ぎたことで時間的余裕はない。今夏すでにモーガン・ロジャースを1億1700万ポンドで獲得するなど総額3億ポンド超の大型補強を敢行しており、フェルナンデス売却で売却額も2億5000万ポンドを突破する見込みだ。
さらに、両クラブの関係はマレスカ監督の移籍時に悪化している。昨季途中の退任は「双方合意」とされたが、本人は「辞任した」と主張し、チェルシーに1720万ポンドの補償金を支払ってシティ入り。インスタグラムで謝罪し、未公開の金銭支払いにも応じた経緯がある。フェルナンデス争奪戦は、単なる移籍市場の駆け引きを超えた因縁の様相を呈している。
果たして、マンCは本当に引き下がるのか。ロドリ移籍の行方次第で、この夏最大のサプライズが起こるかもしれない。
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