電撃!カーボベルデ指揮官ブビスタ退任、コートジボワールはルナール再招へい
アフリカサッカー界に衝撃が走った。カーボベルデ代表を率いたブビスタ監督が辞任し、モロッコのRSベルカンへと旅立つ。一方、コートジボワールはエルベ・ルナール監督を再招へい。まさに監督市場が大荒れだ。
まずはブビスタ監督。56歳の指揮官は6年半にわたり青いサメことカーボベルデを率い、先月のW杯では初出場でまさかのベスト32進出。アルゼンチン相手に延長戦の末3-2で敗れたが、準優勝国をあと一歩まで追い詰める大健闘を見せた。2023年のアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)でも準々決勝に進出。小さな島国を世界の舞台に引き上げた功績は計り知れない。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro ブビスタはモロッコ1部で昨季2位のRSベルカンと2年契約を結んだ。前任のモイン・シャーバニがチュニジア代表の新監督に就任したことに伴う後任人事だ。カーボベルデサッカー連盟は声明で「彼の献身、プロフェッショナリズム、代表チームのスポーツプロジェクト発展への貢献に感謝する」と賛辞を惜しまず、「今後の成功を祈る」とエールを送った。
一方、コートジボワールは2015年に同国をAFCON優勝に導いたエルベ・ルナールを再び招へい。ルナールは2012年にはザンビアを史上初のアフリカ王者に輝かせた名将だ。57歳の指揮官は2015年5月にコートジボワールを去って以降、モロッコ、サウジアラビア(2度)、フランス女子代表を歴任。今年のW杯ではチュニジアを指揮し、2試合でベンチに立った。契約期間は非公表だが、数日中にアビジャン入りし正式に任務を開始する見込み。
今回の再招へいは、前回大会でAFCONを制したエメルス・ファエ監督の契約が先月末に満了したことを受けてのもの。ファエは2023年AFCON途中から指揮を執り、ホスト国コートジボワールを劇的な優勝に導いたが、W杯ではノルウェーに1-2で敗れベスト32敗退。連盟は契約延長を見送った。
実はコートジボワールはファエ就任前にルナール復帰を試みたが失敗していた。ルナールは当時サウジアラビア代表を指揮しており、交渉はまとまらなかった。それが今、正式に再出発となる。
アフリカW杯出場10か国のうち、監督交代の波はさらに広がっている。アルジェリアはウラジミール・ペトコビッチ監督と双方合意のもとで今週月曜に契約解消。南アフリカのヒューゴ・ブルース監督は契約満了に伴い7月末で退任、74歳で監督業からの引退を決断。セネガルはパプ・ティアウ監督を解任し、後任には元フランス代表MFパトリック・ヴィエラの名前が浮上。チュニジアは先月、シャーバニを4年契約で新監督に迎えた。ガーナはカルロス・ケイロス監督がコロンビアに敗れた直後にSNSで自身の退任を示唆。内部協議が続いている。
W杯で輝きを放ったカーボベルデの躍進は、ブビスタ監督の手腕あってこそ。彼の新天地での挑戦、そしてルナールが再びコートジボワールに何をもたらすのか。アフリカサッカーの勢力図は、これからさらに動きを見せそうだ。
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