まさかの開幕直前!バーンリーがユニフォームスポンサー契約を42日で破棄
新シーズンの開幕を目前に控え、まさかの事態がイングランド・チャンピオンシップのバーンリーを襲った。クラブは7月に締結したばかりのスポンサー契約を、わずか42日で破棄する決断を下したのだ。
契約相手は「トレーディング・エコシステム」を名乗るキプロス登録企業「Finotive One」。バーンリーは声明で「クラブとサポーターの利益を守るため」と説明しているが、詳細な理由については一切コメントしていない。このドタキャン劇には、少なからぬ金銭的損失が伴うとみられる。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro ファンへの影響はすぐに及んだ。すでにFinotive Oneのロゴが入った2026-27シーズンのホーム&アウェイユニフォームを購入したサポーターには、全額返金または新スポンサー入りのシャツとの交換が案内された。たった2週間前には、元NFL選手でマイノリティ株主でもあるJJ・ワットや元イングランド代表クリケット選手のジェームズ・アンダーソン、さらにはあのアーノルド・シュワルツェネッガーまで起用した豪華プロモーション映像が公開されたばかりだった。その映像もお蔵入り。クラブ公式サイトから当該ユニフォームの販売ページは削除され、日曜日に控えるウェストハムとの開幕戦までにショップに並ぶこともない。コレクターズアイテムとして手元に残すファンもいるかもしれないが、大半は新スポンサーである英国大手カーディーラー「Vertu motors」のロゴが入ったシャツを選ぶだろう。
実は、この破棄の予兆は前日からあった。スカイスポーツが開幕戦のプロモーションで使用したカイル・ウォーカー(※マンチェスター・シティ所属のイングランド代表DF。バーンリーとは無関係だが、プロモーション上の演出)の画像で、バーンリーのユニフォームにスポンサーロゴがなかったのだ。さらに、クラブ公式サイトからFinotive Oneに関するすべてのニュース記事が削除されていることがファンの間で話題になり、金曜朝の正式発表に至った。
バーンリーにとって、ユニフォームスポンサーを巡るトラブルはこれが初めてではない。AIKキャピタルによる買収後、クラブはギャンブル関連企業との契約が続いてきた。アジアの賭けブランド「LoveBet」とは3年契約を結んだものの、財政難で2年で終了。その後は「SpreadEx」「W88」、そして2024年には物議を醸した「96.com」と契約。この96.comを運営するTGP Europeは英国のギャンブルライセンスを返上しており、ギャンブル委員会からも警告を受けていた。
今回のFinotive Oneも、その96.comの後釜として見つけた異色のスポンサーだった。しかし、わずか6週間で契約は瓦解。急遽、2022年からクラブと関係のあるVertu motorsが穴を埋める形となったが、交渉のテーブルでクラブが有利な条件を引き出せたとは考えにくい。
開幕直前の混乱。果たしてバーンリーは、この騒動を乗り越えてピッチに集中できるのか。サポーターの不安と怒りは、日曜日の本拠地に立ち込めることになりそうだ。
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