まさかの電撃参戦!アマゾン創業者ベゾス、リバプール株式30%取得でプレミアリーグに衝撃
リバプールに新たな勢力図が描かれることになった。クラブのオーナー、フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)が、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏を含むコンソーシアムに対して、クラブ株式の約3分の1を売却することで合意に達したと正式発表された。
コンソーシアム「1892ホールディングス」を率いるのは、英印系の大富豪アミット・バティア氏。同氏はイングランドのクイーンズ・パーク・レンジャーズで18年にわたり取締役兼共同オーナーを務めてきた人物で、インドの鉄鋼王ラクシュミ・ミッタル氏の娘婿でもある。今回の契約で、バティア氏はリバプールの副会長に就任し、規制当局の承認を得て拡大された取締役会に加わる見通しだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon コンソーシアムには、フェイスブック共同創業者のエドゥアルド・サベリン氏も名を連ねている。世界第4位の富豪(純資産2560億ドル)であるベゾス氏は、取締役会には加わらないものの、ベンチャーキャピタルK5スポーツを通じて投資。K5スポーツの創業者ブライアン・バウム氏とサベリン氏の妻エレイン氏がアンフィールドの取締役として参画する。
今回の取引でクラブの評価額は50~60億ポンド(約9500億~1兆1400億円)とされ、FSGは約30%にあたる15億ポンド超を手にすることになる。2010年に3億ポンドで買収したFSGにとっては、投資額の5倍以上となる利益だ。
「FSGにとって素晴らしいディールだ。10億ポンド以上を手にしながら、なおも支配権を維持できる。まさに最高の結果だ」と、サッカーファイナンスの専門家キーラン・マグワイア氏はBBCに語っている。
FSGは声明で「このパートナーシップはグローバルビジネス、テクノロジー、投資の専門家を結集し、リバプールの長期的な成長目標を支援するものだ」と説明。また、今回の取引が移籍市場の方針や予算に影響を与えることはないと明言した。
一方で、ファンの間には複雑な声も聞かれる。サポーターグループ「スピリット・オブ・シャンクリー」は「コンソーシアムは本当にクラブの最善の利益を考えているのか、それとも単なる『トロフィー』としての買い物なのか」と疑問を投げかけている。
リバプールのシーズンチケット保有者でポッドキャストホストのガレス・ロバーツ氏は、アマゾンの労働者待遇問題を挙げ「アマゾンが労働組合や労働者をどう扱ってきたかは心地良いものではない」と懸念を示した。
ただしリバプール側は、この投資が「財政的な必要性から行われたものではない」と強調。FSGのマイク・ゴードン社長は「リバプールは常に一シーズン先ではなく、クラブの長期的な利益を考えて決断してきた。今回のコンソーシアムは我々の哲学を共有しており、彼らの経験と視点が大きな価値をもたらすだろう」と期待を込めた。
バティア氏も「このクラブの地位にパートナーとして迎えられたことは大きな名誉だ。長年にわたる成功を支えていきたい」とコメント。16年ぶりとなる新たな資本参加は、リバプールの未来にどのような影響をもたらすのか。プレミアリーグの勢力図を塗り替える可能性を秘めたビッグニュースだ。
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